抱っこ紐って何歳から使えばいいのかわかりますか?一般的に抱っこ紐は赤ちゃんの首が座る生後3ヶ月頃から使うとされています。
でも、生後3ヶ月前でも赤ちゃんを連れて外出しなければいけないときありますよね?赤ちゃんの首が座ってもいないのに抱っこ紐を使って外出して良いのでしょうか。
実は、抱っこ紐はにいつからでも使っていいのです。
現在、抱っこ紐にはいろんな種類のものがあって、生後10日から使えるもの、生後1ヶ月から使えるもの、生後3~4ヶ月後(首がすわってから)使えるものと、分かれているんですね。
大事なのは、抱っこ紐を使う際に赤ちゃんは生後どのくらい経っているのか、体重はどのくらいあるのか、首が座る前なのか後なのかで、購入する抱っこ紐が異なるということ。
ここでは、赤ちゃんが生後何日たっているか、抱っこ紐が使用可能な体重まで育っているかによって選ぶ抱っこ紐が違ってくるので、まとめておきますね。
生後10日から(新生児から)使う場合
新生児と呼ばれる、生まれてから28日くらいまでの時期は、赤ちゃんの免疫力が弱いため、家で過ごすのが理想です。
なので、本来なら新生児と一緒に外出すべきではなく、この時点で抱っこ紐を使うのはなるべく避けた方が良いです。
緊急の用事がない限り、1ヶ月検診まで手で抱っこしたり横抱っこしながら過ごして下さい。
しかし、旦那さんが仕事で家におらず、親も遠方に住んでいたりと、誰にも頼れずに赤ちゃんと一緒に外出しなければいけないケースもでてくると思います。
そんな時は、出産後退院した後からでも使える「横抱き用の抱っこ紐」を使うと良いです。
新生児から縦抱きできる抱っこ紐というのもありますが、首が座る前というのは横抱きで抱っこするのが理想です。
特に生まれたばかりでちょっと不安という方は、ぜひとも横抱き用の抱っこ紐を使って下さい。すでに上の子がいて、保育園にお迎えに行かなければいけないママさん向きです。
生後1ヶ月から使う
いつから抱っこ紐を使うかというアンケートで、実は一番多いのが生後1ヶ月で使用するという回答です。
とりわけ1ヶ月検診で医師の診察を受けて、少し体がしっかりしだしてからの頃ですね。そのころには体重も増えていて、赤ちゃんの手足もふっくらと成長しています。
首が座るには、まだ日数がかかりますが、新生児である生後28日くらいまでの時期に比べれば、安定した使い方ができるでしょう。
なるべくなら横抱き用の抱っこ紐が理想なのですが、新生児パッドを使えば縦抱き用のものでも良いでしょう。
生後3~4ヶ月後から使う(首がすわってから)
通常は、この時期に抱っこ紐を使うのが良いです。生後3~4ヶ月以降になると、赤ちゃんの首がしっかりとすわった状態になりますからね。
多くの抱っこ紐もこの時期に合わせて作られているものが多いため、非常に多くの種類の抱っこ紐があります。
色やデザインなど好きなテイストのものを選べますし、パパと兼用で使うならパパの体型や腰・膝に負担のかからないものを選んでみましょう。
自家用車やベビーカーなどを主な移動手段としている方に適しています。
抱っこ紐を購入する前の注意点
①対象月齢を確認
抱っこ紐には対象となる月齢が記載されていますので必ず確認して下さい。
②抱っこ紐には体重制限がある
抱っこ紐には使用する体重の制限があります。体重オーバーの赤ちゃんに抱っこ紐を使うと、抱っこ紐が壊れたり赤ちゃんが落下する危険がありますので、注意しましょう。
③首が座る前は横抱き用が理想
首が座る前の赤ちゃんは横抱き用の抱っこ紐が理想です。これなら出産後の退院時から使えます。新生児パッドを使う縦抱き用の抱っこ紐もありますが、なるべく横抱きが良いです。
赤ちゃんの月齢や状態にあった抱っこ紐を使わないと長時間、姿勢が悪いままになります。生まれたばかりの赤ちゃんは股関節がとてもやわらかいので、姿勢が悪いと股関節を脱臼してしまうというリスクがあります。
必ず生後どのくらいで使う予定でいるのか、赤ちゃんの月齢や体重などをよく確認して購入してみて下さいね。