ラビアピアス
ラビアピアスは、もともと一枚の「labium」と「labium」の合わせた一対のことで、「LIP」を意味するラテン語を語源とする言葉「labium」(唇)の複数形です。
唇状の構造のことを表しますが英語では特に陰唇を意味しています。ラビアピアスは女性にするものであるから、男性が出来るものではないですが一種としてとりあげられます。
なぜ耳、軟骨、眉、へそピアス、乳首などたくさんあるの中でラビアなのかというのは、個人の好みに任せるとして、自分でニードルを操り貫くのは非常に危険が付きまといます。
基本的にボディーは長期間、自分の体に馴染ませていくものなので、思いつきでやることはお勧めしません。
病院などで施術してもらう
ピアスはあえて体に傷をつける行為でなので、跡としてのこる可能性は非常に高いです。興味があるからといって、なんの知識もなく自分ひとりで施術をしてはいけません。
また、穴あけを自分一人で行うのは非常に危険です。必ず病院などで施術してもらうことをお勧めします。
たとえ、耳ピアスやへそであっても、穴あけに関しては、きちんとした知識を持って行うのが理想です。自分ひとりでつけるには消毒、洗浄がきちんとできるかが重要です。
痛みは人それぞれですが、痛くて嫌だと思う間は穴あけは待っていたほうがいいかもしれません。ピアスは体に傷をつける行為なので、多少痛みがあるのは当然。
ラビアは、麻酔を打たないでやれるくらいの勢いがないとお勧めできません。だって身体の敏感な部分に穴をあけるのですから。
穴あけが終われば、顔や手を洗うのと同じで、常に消毒、洗浄が欠かせません。女性の敏感な部分であるからなおさら衛生管理には気をつけていただきたいです。
穴をあける方法
穴をあける方法には、ニードルを使う方法と、ピアスガンを使う方法があります。ガンの人気の秘密は、痛みも少ないので麻酔の必要がない上、一瞬で穴をあけられるので人気があります。
ただし、自分であけたりすると雑菌が入ったり化膿する恐れもあるので、必ず病院であけてもらうほうがよいです。穴をあけたら、初めのうちはファーストと呼ばれるスタッドの太いのを着けておきます。
だいたいホールが落ち着くまで4~8週間ですが、その後も消毒を続けたり、ぬるま湯のシャワーで清潔に保つようにしてください。
気温的にも汗をかいて不衛生になりやすく、強い紫外線も炎症の原因になるので、夏に穴をあけるのは控えることをお勧めします。
器具が市販されていますが、自分で開けると、ピアッシングの方向がずれてしまったり、ケアを怠ったため炎症をおこす…などトラブルの原因に。特にボディは専門医に任せるのが安心です。
妊娠中の女性や血が止まりにくい人などは止めておきましょう。それから、金属アレルギーの人は、医療機関でチタンやステンレスの器具を使うようにすると、アレルギー症状が出ることは少ないようです。
素材もシルバーや18金、チタンと色々ありますが、金属アレルギーの人にはアクリル樹脂製のものがおすすめです。
種類には、耳の後ろで留めるスタッドや、輪状のリング、ポストがフックやチェーン製のアメリカンピアスが一般的です。しばらくすると穴も落ち着きますから、ファッションに合わせて色々なのを試してみましょう。
穴あけは覚悟を持って行う
ピアスを耳以外の所にすると言うのは、閉鎖的な日本では一般的ではないようですが、ボディーの愛好家達の方には、熱意は半端なものではないのかと感じさせられます。
ボディーピアスの愛好家さん達は、愛好家でも一般の方と違い、自分達が愛好するものの素晴らしさだけを強調して仲間達を誘うのでは無くて、覚悟しなくてはいけない事と言う4か条を興味のある方に見てもらってから始まるのです。
- ・ラビアのボディーピアスは痛みを必ずともなう。
- ・他人の人からの偏見な目がある。
- ・生活に不自由をもたらしてしまう。
- ・排除、化膿などのいろんなトラブル
(排除というのは、その穴に負担が掛かる所に入っているピアスが徐々に、ホールが移動して行き最後には自然に取れてしまう事です。人の体には、いらない物は、全部排除しようとする能力が、働きます。排除された痕は、変形や色素沈着などのトラブルがある可能性があります。)
性器ピアスの場合は、自転車に乗りづらくなったり、性交渉の上で支障があったりします。人間は、傷を治そうとする力がはたらく為に、接触している所に正常な所から皮膚が張っていき、皮膚の無い所をなくそうとしていきます。
耳たぶの場合、皮膚の厚さからして、ファーストピアスのまわりに皮膚が張ってくるのは、3週間ほどは、かかりますね。
だけどこの時では、出来立ての皮膚であるので、まだ完全にホールが完成したとはいえません。時間をかける必要がでてくるのです。性器の場合はもっと十分な時間と注意が必要です。