よくある質問Q&A

ピアスの選び方

よくある質問Q&A

ここでは、ピアスについてよくある質問を掲載しています。最近では、耳だけでなく、へそ、鼻などのボディーのものも流行しています。通販での販売サイト専門店のHPで購入されてる方が多くいますが、通販グッズで穴 あける際、開け方を間違えると傷口からバイキンが入って化膿することもあります。

ピアスに限らずフープアクセサリーなどを首やへそ、耳、口などにつける場合はホールをあける位置を確認して病院の皮膚科や専門スタジオなどで開けてもらいましょう。穴の拡張、消毒の仕方、ホールを開けるときのニードルでの開け方や、アレルギーを起こしたときのケアの仕方などわからない方は参考にしてみて下さい。

 

どこであけたらいいですか?

ラビアピアスでも安心してできるところといえば、病院か専門店であるピアッシングスタジオが良いです。

 

麻酔はやってもらえますか?

最初に麻酔も針で刺しますから痛いですよね。その麻酔を刺す時点で、もうピアスはついてます。本当に一瞬です。どうしても麻酔が、という方は医療機関に相談ください。

 

痛いですか?

痛みを感じる部分には個人差があり「痛い」という人と「痛くない」という人がいて当然です。身体を針が貫通するので、ある程度の痛みは覚悟してください。痛いのが怖いという人は「ピアスをしたい」という気持ちが強くなるまで待った方がいいでしょう。

 

但し麻酔が必要なほどの痛みではありません。十分耐えられる痛みです。へソ程度のピアッシングに麻酔は不要だと思います。最近作られた「キラーニードル」は圧倒的に、「痛くなかった」とお客さんに言われます。痛いと思う時間は1秒ぐらいです。

 

あける時間はどのくらいかかりますか?

ニードルであけて、ピアスが付くまで2、3分で終わります。

 

何を使ってあけるのですか?

ニードルというボディピアス専用の針を使います。注射針のように中が空洞になっています。ピアッサーを使う人もいますが、本来ピアッサーは耳たぶ用に作られたものでへそに限らずボディピアスをあけるのには適していません。

 

耳たぶの場合、ピアスガンを用いてあけることもできますが、原則としてボディは針で開けます。針のほうがどのような部位でも簡単に施術でき、ご本人がラクなのです。ただし針で開けるには局所麻酔が必要ですから、注射は避けられません。また、基本的に太さ14G(ゲージ)の穴あけとなります。

 

アレルギー持ちなのですが?

ファーストピアスはアレルギーを起こし難い、医療用ステンレス製を用いています。金などの素材を使うと、今までなかった金属アレルギーが誘発されることがあるので、ステンレスでファーストを開けます。

 

どのくらいで治りますか?

個人差もありますが、一般的におへそは半年から2年かかります。あけてから数週間はピアスの周りが赤みをおびたり、かゆかったりしますが異常ではありません。治るまではピアス穴を圧迫したり、ひっかけたりしないように十分気をつけてください。

 

ピアッサーであけてしまった!

人の体は千差万別ですから、おへそにストレートバーベルでも治る人もいますがピアスホールに余計な負担がかかりとれてしまう(=排除)可能性が高まります。穴をあけた時期やおへその形、状態などでその後の対応はかわってきます。

 

スタジオなどのボディピアスの専門家に見てもらいましょう。ボディの専門家はピアッサーを使いません。ボディはお洒落に見えるかもしれませんが、「傷」です。アクセサリー感覚でする事はお勧めしません。ピアスをはずしても、傷痕穴は残る場合があります。

 

いつ交換できますか?

交換は完璧に治ってから行ってください。最低でも3~10ヶ月は交換しないで下さい。4週~6週でホール内に薄皮ができあがります。その途中で外すとホールがふさがってしまい、入れ替えをするとホール内が傷付いて化膿してしまいます。

 

気長に待ちましょう。飾りのついたピアスは、ひっかかる原因になりますので完璧に治ってから付けましょう。ホールが出来ていない間に取り替えてしまうと、傷口から雑菌が入り化膿したり、セカンド素材によってはアレルギーを誘発してしまう事もありるので、完治するまではファーストで我慢しましょう。部位によって完治の期間が違います。

 

消毒の仕方は?

ピアスを触る前には必ず手を洗ってください。消毒というよりは、洗浄を心がけてください。薬用石鹸を泡立てて2~3分おいたら、シャワーで流してください。

 

初めの数日は動かないこともあるので無理に動かさず、楽に動くようになったら石鹸の泡をなじませてピアスホールの中まで石鹸が行き渡るようにして下さい。あまりやりすぎると皮膚を痛めますので、1日1回か朝晩2回にしましょう。

 

薬用石鹸は刺激が強すぎるという場合は、ホットソークという方法もあります。コップ半分くらいのお湯に、天然塩を涙程度の濃度になるように入れて それをコットンかティッシュに浸して、1~2分ピアスに乗せます。 終わったらシャワーで流してください。これも1日1回か朝晩2回行いましょう。

 

アフターケアは面倒ですか?

顔を洗うのと同じぐらいだと思ってください。日常的に毎日しなければいけない事ですが、そこまで面倒な事ではありません。

 

ボディーピアスってどこにあけられるの?

ボディー体のことで、日本では耳たぶ以外のものをまとめて呼ぶことが多いようです。部位によりリスクなども異なるため、実際に診察の上でしか正確にお答えできない場合があります。ボディにつける場合は、一般的なものよりも太く頑丈なものを使います。

 

耳たぶ、耳の軟骨部分や外周、おへそ(ヘソピ)、鼻、舌、乳首や性器など、様々な部位にするピアスのことを、ボディピアスといいます。部位や希望ピアスの形状によっては持参して相談する方が無難です。特に2つの穴にひとつのを通したい場合(Orbital・Industrial)は、必ず相談しましょう。

 

耳軟骨に開けるのはよくないのですか?

耳軟骨のピアスは、耳たぶに比べると、ホールをあけてからの問題が少し多いので、よくないと思ってらっしゃる方がいるのかもしれません。耳軟骨は、耳たぶに比べて硬く厚いので、物理的な刺激によって、耳たぶの時よりも炎症が起こりやすいのは事実です。

 

また、軟骨ホール形成後は化膿によるトラブルを予防するため、直後は抗生物質の内服をした方が良いでしょう。基本的には希望の部位を開けてくれます。

 

最もポピュラーなのは、ピアス用語でHelixと呼ばれる、外側上部の軟骨へのピアッシングです。2番目にポピュラーなのは、Tragusと呼ばれる、内側中央の軟骨へのピアッシングです。これらはいずれもファーストはやはりバーベルで、セカンドはリング状にします。

 

口のピアスはどこにするの?

最もポピュラーなのは、専門用語でLipと呼ばれる、下唇の下縁にヘッドがくる穴あけ方法です。ファーストピアスはバーベルタイプですが、通常のキャッチ部分は口の中(歯茎に当たる所)となるため、キャッチが平たく、歯茎を傷つけないタイプになります。

 

2番目にポピュラーなのは、Tongueと呼ばれる、舌を上下に貫通するタイプの穴あけ方法です。舌は血管が集まっていて出血しやすい部位ですが、粘膜ですからうがいなどで清潔にして頂き、 塗り薬・ばんそうこうなどは使いません。舌の場合ファーストは長めのバーベルタイプとなります。

 

へそピアスはどうやって穴あけするの?

通す場所を決めたら、希望により注射により局所麻酔をします。あとは針を用いてファースト(医療用チタン製のバーベルタイプ)を通します。最も安定性の高いチタンで行うのが良いからです。2週間ほどして穴の傷が落ち着いてきたら、セカンドピアスに交換するため、再度来院します。

 

セカンドは医療用チタンのカーブのあるタイプで 飾り付きになります。カーブのあるものにするのは洋服で引っ掛けにくくなるためです。また2週間後の来院で異常があった場合に処置が早くできます。

 

へそピアスは妊娠したらどうなるのですか?

妊娠用のシリコンチューブがあるので妊娠している間はそれと交換して出産後に元に戻せるので大丈夫です。

 

眉はどこにするの?

最もポピュラーなのは、専門用語でEyeblowと呼ばれる、眉の外側で眉の下を通す方法です。ここは血管が豊富で出血しやすいため、血管収縮剤の入った局所麻酔剤を使用します。ファーストとして、バーベルタイプのを使用します。

 

鼻のはどこにするの?

最もポピュラーなのは、専門用語でNostrilと呼ばれる、小鼻の部分に通すピアッシングです。ファーストはバーベルタイプですが、通常のキャッチ部分は鼻の穴の中となるため、先が少しふくらんでいて 抜けにくい、キャッチの無いタイプになります。

 

鼻ピアスはどの様な事に気をつけたら良いですか?

鼻腔内は常在菌が多いため、炎症などが起りやすいと考えられます。他の部位のピアスと同様にホールを清潔に保つことが大切ですから、ホールを毎日きれいにしましょう。鼻のは耳たぶと比べて、ホール完成までに時間がかかり(3~6ヶ月)ます。また、ホール完成後も、はめない時間が長いとふさがりやすいので、一番まめに手入れ出来る人が向いているかもしれません。

 

ボディピアスをしてはいけない人はどんな人?

基本的には、どなたでも楽しむ事ができます。通常、ピアスは外したりする物ではありません。外している人もいるかと思いますが、ホールの調子が悪くなってトラブルの原因になります。できないと言うのではなく、トラブルが起きる覚悟や自己責任の範囲で着け外しするようにしてください。以下の人にはピアスに向いていないです。

 

  • ケロイド体質の人:傷痕がケロイドになってしまう方はできません。

 

  • 血が止まりにくい人:血が止まらないと危険です。

 

  • 金属アレルギーの特に激しい人:ボディピアスには316Lというステンレスで出来た一般的でアレルギーがないと言われていますが、中には316L以外のステンレスのなどもありアレルギーを起こす事もあるようです。また特定の金属でアレルギーになった場合、その金属のアレルギーを持ち続ける事になり何度でも発症します 医療機関などで金属アレルギー検査(パッチテスト)を受けてください。

 

  • 家や職場や学校で禁止されている人:学校を変えるか職場を変えて使用しましう。

 

  • 自己責任がとれない人:ボディピアスは身体を傷つける行為です 病院で入れても、専門店で入れても、自分で入れてもトラブルはつきものです。入れ方を選んだのもあなた自身なのですから化膿しても、曲っても、排除されてもその責任はすべて自分にある事を忘れないでください。また友達や知り合いの話し通りではない事がありますが、信じてしまったあなたの責任です。

 

  • 面倒くさがりな人:毎日・毎日ののケアが必要になります。ボディピアスを入れた後やホールが完成してからも毎日のケアが必要になります ケアを怠るとすぐ調子が悪くなったり化膿や排除を引き起こす可能性があります。ケアを生活にうまく取り入れられる人が長くピアスを楽しむ事ができます
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