美術館向け単眼鏡ならコレ!おすすめ3つのポイント

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美術館の鑑賞用に単眼鏡が欲しい。でも、何を基準に選べばいいだろうなんて思っていませんか?

ひとくちに単眼鏡っていっても、ネットで調べるとたくさんの種類がありますよね。

コンサートや美術館を見るためのものから、運動会、野鳥なんかを見るためのアウトドア用の単眼鏡まで幅広くあります。

美術館向けの単眼鏡に絞ってみても、さらに多くの種類があって一体何を選べばいいのか分からないと思います。

ここでは、実際に美術館で使うのに最適な単眼鏡を選ぶためのポイントをまとめてみました。

 

 

倍率が4倍~6倍の単眼鏡を選ぶ

美術館の鑑賞用に適した単眼鏡の倍率は4倍~6倍が良いです。倍率の低い方が手ブレも少なくて明るく見えます。

普通、倍率というと数字が大きければ大きいほど良く見えると思われがちなのですが、必ずしもそうではありません。

確かに倍率が高ければ、それだけ対象となるものも大きく見えるということになります。

でも、星空を鑑賞するような何十倍もの倍率のある単眼鏡を使って、美術館の絵画を鑑賞するとどうなると思いますか?

大きく映り過ぎてしまって対象がボヤけてしまい、逆に見えずらくなっちゃうんです。

それに倍率が高い単眼鏡は、それだけ対物レンズも大きくなければいけませんので、単眼鏡それ自体も重くなってしまい操作しにくく手ブレが生じやすいのです。

なので倍率はむやみに高ければ良いというわけではなく、美術館という限られた空間で物を見るのには、それに適した倍率というのがあるんです。

それが4倍~6倍という倍率です。倍率が低い方が本体も軽くて扱いやすく、初心者の方には特に向いています。

美術館で使うように近いものを見るのに適した倍率の単眼鏡を選ぶというのが、失敗しない選び方の大一歩です。

 

最短合焦距離が短いものを選ぶ

次に、最短合焦距離(さいたんがっしょうきょり)ができるだけ短いものを選ぶようにしましょう。

最短合焦距離とは、単眼鏡のピントが合わせられる最も短い距離のことです。

いくら良い単眼鏡を使って美術鑑賞しても、対象となるものに対してレンズのピントが合っていなければボヤケて見えてしまいます。

1メートル先の絵画を見るのに、最短合焦距離が4メートルからでなければピントが合わない天体観測用の単眼鏡を使ってみても、キレイに見えないのと同じです。

対象となるもののピントをちゃんと合わせられるように、その距離に合った単眼鏡を選ばないといけません。

美術館にある絵画や彫刻物などを見るなら、最短合焦距離が1メートル以下の単眼鏡を選ぶ必要があります。

最短合焦距離が短ければ短いほど、より近くにあるものにピントを合わせることができます。

 

メガネをかけたまま使えるものを選ぶ

そして、メガネをかけて日常生活を送っている方なら、「メガネ対応」の単眼鏡を選ぶと良いです。

メガネをしていると、目⇒メガネ⇒接眼レンズという位置関係になり、目から接眼レンズまでの距離があいてしまいます。

裸眼で単眼鏡を使うのとメガネをしたまま使うのでは、見え方に差が出てきてしまうんですね。

この目から接眼レンズまでの距離を「アイレリーフ」と言います。

メガネをかけている方で単眼鏡を選ぶなら、アイレリーフが最低13~14mm、できれば15mm以上あるものを選ぶと良いです。

「メガネ対応」と表記されている単眼鏡で、商品説明にアイレリーフという項目がありますので、確認してみて下さい。

普段メガネをかけている方もメガネを外すことなく、そのままで単眼鏡を使うことができます。

 

最後に

単眼鏡を選ぶには基本的に上記を基準に選ぶと良いですが、もう1点付け加えるとするなら、サイズや重さも考えてみて下さい。

性能の良いものほどレンズが大きくなり、それに伴って単眼鏡本体も重くなります。本体が重くなると手ブレが生じやすいため、かえって扱いにくくなります。

また、美術館内で長い時間使うのであれば、単眼鏡そのものの大きさも重要なポイントになってきます。

ポケットやカバンなどからすぐに取り出せて、長く使っても疲れにくいものを選ぶのも大事なことです。

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